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正しく服用すれば睡眠薬は怖くない
睡眠薬の安全性
睡眠薬は危険というイメージを抱く人が多くいます。かつてテレビドラマや雑誌、アニメなどで自殺の手段として睡眠薬の大量服用の場面が用いられていたからです。
その場面を見ていた今の大人たちの間では、睡眠薬は怖い薬だとイメージが強いようです。
実際かつての睡眠薬の成分として主流だったバルビツール酸系の睡眠薬は、脳に直接作用して鎮静作用や催眠作用をもたらすためにその作用が強すぎるという面がありました。
しかし脳の中の脳幹網様体に直接働きかけるために、呼吸抑制作用があったり、麻酔薬に似た作用があったりもしていたことは事実です。
大量に服用すると呼吸停止することがあったため、当時の睡眠薬には安全性を疑問視する声が高かったのは事実です。
しかしこのような睡眠薬はもはや過去の話です。
現在主流となっている睡眠薬の成分はベンゾジアゼピン系です。
このベンゾジアゼピン系はとても安全性の高い薬です。
ベンゾジアゼピン系では催眠作用や鎮静作用を脳に直接働きかけないため、安全性が高くなっているのです。
そのため最近では医師が処方する睡眠薬はこのベンゾジアゼピン系のタイプが主流となっています。
ベンゾジアゼピン系の薬では、脳の中の神経伝達物質に関係している受容体に働きかけて催眠作用を起こします。
ドーパミンやノンアドレナリン、セロトニンなどとベンゾジアゼピンがくっつくことで神経の働きを抑制して眠気を催します。
人間の感情をコントロールしている部位に作用して緊張や不安を和らげてくれるため、自然な眠りに付くことができます。
正しく服用すれば睡眠薬は怖くない